Human Resource Development Concept
人材育成コンセプト
弊社は、新人教育、QCサークル、一般作業教育、管理監督者教育などを行っていますが、
今期の重点取り組みは、監督者の人間力向上にしております。
人間力の定義と致しましては、
「知識」と「考え方」と「実行力」の3つによって構成しております。
- 知識
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集合教育
- 新入社員導入研修
- トヨタ生産方式
- 5S「製造業の躾」
- TPM
- TWI など
- 考え方
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- ロジカルシンキング
- 5WHYなぜなぜ解析
- からくり改善
- 自己啓発、哲学書
- 実行力
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- 時間管理
- 優先順位
- 課題解決ストーリー
- 進捗フォロー
1つ目は「知識」です。 知識は、能力の要素となる大事なものなので、社内の管理監督者教育で「トヨタ生産方式」をはじめ 「5S」、「TPM」、「TWI」など、専任講師により集合教育を行っています。
2つ目は「考え方」です。 監督者やスタッフが仕事や課題に取り組む上で、目的・目標に対し、適切な手順で分析や方策を選定し、課題解決するのに重要な能力です。 考え方を身に付けるために、ロジカルシンキングやラテラルシンキングなど思考法を学んだり、 また、からくり改善やなぜなぜ分析などを集合教育で実施したり自己啓発や哲学書などの計画的な読書を月に1冊の目標で展開しています。
3つ目は「実行力」です。 「知識」、「考え方」が身についたとしても、実行する力が伴わなければなりません。
- 時間管理
- 優先順位
- 課題解決ストーリー
- 進捗フォロー
この4つを「実行力」向上のキーワードにしています。
この4項目について、もう少し詳しくご説明します。
実行力
1
1つ目は時間の管理です。
ルーチンワークと課題に分けて、
1ヶ月4週分の時間を把握します。
ルーチンに関しては、手順と時間を組み、
それを改善する努力をします。
残った自由時間でスポット課題に取り組みます。
2つ目は優先順位です
スポット課題については、緊急度と重要度で優先順位を決め
なるべく一つずつ取り組む様にしています。
実行力
2
3つ目は課題解決のストーリーを
意識することです。
- ■目的の定義付け
- ■現状把握
- ■比較分析は、時間軸での比較や人ごとでの比較、
環境での比較で分析をします。
- ■仮説
- ■検証
- ■対策
- ■成功イメージ
以上のストーリーに沿って、各ステップの所要時間・原単位を決め、
スケジュールを組みます。
最後に4つ目として確実な進捗フォロー
■週1回 一人20分間の報告
■課題一覧表は、3ヶ月間、常に2ヶ月先までを
計画に組み込み進捗フォローを
行っています。
以上 知識、考え方、実行力の3つの能力を身に付けるということを本年度の人材育成の重点取組としています。